2006年6月22日木曜日

なせば成る―偏差値38からの挑戦

[tmkm-amazon]4062121034[/tmkm-amazon]

この本の読み応えのある部分というのは、『ものごとの本質は現場にある』という章だと思います。松下生計塾に入ったあと現場見学としてゴミ処理場の実地に出かけていった話があるのですが、そこを読んだとき、そう言うところで働いている人の過激な労働条件、そこに実習に行った中田氏のバイタリティにとてもびっくりしました。それに、中田氏が書いておられましたが、「世の中は仕事そのものにおもしろみを感じられる職種ばかりではない」一ヶ月もいれば自分の担当部署に慣れてきて昼食の時の会話やプライベートなことに生き甲斐を見いだしている人々だって居るんだ。ということが書いてありました。私はすごく画期的だと思いましたしとても当たり前の文章なのに感動しました。
 世の中ってどうやったら生き甲斐を見つけるかみたいな事ばかり言っている人が多いからです。

私はこの上記のことを中国に居たとき理解できました。食うためにそれこそ、夜中まで夜店で本当に激寒の中お店を開いているおばさん。私にたとえそれを50元(700円くらい)で売っても、一体いくらのもうけがあるのか?必死になって商売している姿を見たとき生きるというのはこういうことなのか。と実感しました。

 馬力を出せばすごいタイプなんだと思います彼は。

2006年6月20日火曜日

故郷の香り

[tmkm-amazon]B000A7KN1O[/tmkm-amazon]

 故郷を出て、北京で家庭を持ち、10年ぶりに帰郷したジンハーが、幼なじみで初恋の相手だったヌアンと再会。ジンハーが帰郷したとき、ヌアンは聾唖者で貧しい農民のヤーバ(香川照之)と結婚して子供をいたのでした。村を出るときに「必ず迎えに来る」と約束をした初恋の相手でした。でも北京で生活の始まったジンハーは次第にヌアンのことも次第に忘れていきました。二人は一緒にブランコに乗っている間に落下してしまいヌアンは直せぬ傷を負ってしまったのでした。そんな後ろめたさもあって「必ず迎えに来る」と約束したのでしょうか?
 でも北京へ行って次第に生活が変わっていきました。彼自身も貧しさから抜け出したかったからなのかもしれません。中国は一般人は共働きをしないとまともに食べてはいけませんからやはり、同じような境遇の人を選ぶ傾向にありますが、 彼は、同じように大学の先生である街の人を選びました。

  ヤーバはヌアンが未だジンハーのことを思っているのをずっと知っていましたから、ヤーバが帰るとき「二人を連れて行け」と言います。これもヤーバ自身がヌアンや子供を愛しているからの行為なのだと思いますが、自分が経済的に豊かにしてやれない現実は、あまりに悲しい現実です。たった一本の傘をめぐって、ジンハーともこれを受け取るか受け取らないかもめていました。



  
 これが日本だったら娘を怪我させた責任を取らされたりするのでしょうが。

2006年6月18日日曜日

バルトの楽園

[tmkm-amazon]B000H9HR82[/tmkm-amazon]

松平健さん主演のバルトの楽園を見に行きました。この間明日のの記憶を見た映画館で見たのですが、休日に人はいっぱいで映画館にも人は沢山いるのですが、この映画にはたった7-8組くらいしかでとにかくがらがら。やっぱり値段が1800円というのはちょっと高いのかもしれませんね。こんながらがらにするぐらいだったら半額にしても人を入れた方が、映画館の為だと思うのですが、こういう内容の映画はやはり中高年対象の映画だと思うのですが、もう少し中高年割引などを入れるなどをして安くしたり、宣伝をしないとがらがらのまま何ではないでしょうか?
 ストーリはとても単純で捕虜収容所に入れられたドイツ兵士達を日本の板東という場所において、地元の人間や、松江豊寿(松平健)は、捕虜収容所にいながらも人間の尊厳を奪わず、囚人とは違った扱いをして、次第にドイツ兵にも一目を置かれるようになっていきました。戦争中の中にありながら捕虜になった兵士という身でしたが、習慣・文化の違いを街の人間に紹介するなどして、交流を深めたりする中で、人種を越えてのつきあいになっていった。第一次大戦が終わり、ドイツが敗戦したとき国に引き上げていく彼等はお礼として、街の中の人間を招待して第9を演奏するのでした。
 
 この作品のすごいところは松平健があれほどの忙しさの中でドイツ語に挑戦している点ですね。発音は多分めちゃくちゃだったでしょうが、その行為に対して経緯を表したいと思います。それから高島礼子の日本人の女性はホントにしとやかで美しくてぴったりでした。

2006年6月16日金曜日

起業バカ 2 やってみたら地獄だった! Idiot Entrepreneurs

[tmkm-amazon]4334933696[/tmkm-amazon]

この本を読後、起業しようという若者は何%になるでしょうか?かなり過激なお話ばかりです。女性が起業して失敗すれば昔と同じように、水商売へ売り飛ばされるそれに水商売をさせたい女の子をみつけたら、おいしい事業話をふっかけ、わざと失敗するように仕組み水商売へ追い込む悪者もいるようです。パクリ屋、裏切り、嫉妬など戦わなくてはならないのと、日々金の苦労を強いられるようだ。金の周りにはとにかく騙してでも取ってやろうという人々が群がるよう。
 今全国チェーン展開をしているボディショップやフランチャイズなど綺麗なイメージのする商売が結構出ていたりもする。

 それも、一度成功しても、会社を去るその日までずっと。いろいろな社長さんと関わりました、そう言うことをまったくおくびにも出していないように見えるのはいくつもの仮面をかぶっているからなのでしょうね。イントロダクションだけ読んでもびっくりすることばかりです。
 企業社会で生き残るのはずるがしこい人ばかりだそうだから、どうしていつのまに青年実業家が素晴らしい、金も持ち人格も備えた人というイメージが定着してしまったのだろうか?これを読んでそう言う人と結婚したいという女性はどうかしている。

2006年6月14日水曜日

渋谷ではたらく社長の告白

[tmkm-amazon]434440999X[/tmkm-amazon]

この本は何故か読みたくてたまらない本だったのですが、こういう、時の人の本って一度読めばいらなくなっちゃう本でしょう?ですから、古本屋さんで買えるのを待っていたのですが、近くの図書館に寄ったときに書棚にあるのを見つけてしまいました。でも買う価値ありの本だと思いました。

 時の人六本木ヒルズの面々が出てきますが、サイバーエージェントという彼の会社の最初の出資者も、有線の宇野社長。この本を読むと、株式上場した会社が、いかに株に翻弄されて生きているか判ります。社長さん自身も様々な局面にぶち当たることで成長していきます。藤田社長もゼロから大きくした会社の株価が下がりっぱなしの時一度は会社を手放す覚悟をされたとか?私はこの本を読んでいて藤田社長の成功セオリーは人間力なのかなと思います。(離婚してしまったとき以外、人間的に悪い報道はあまりなかった気がしますが。)
 投資している人間も必死ですから、会社の株が下がり続けたときには人殺しみたいな言い方をされたり、インターネットの掲示板には酷いことをいろいろ書かれたとか。 
 さらにネットバブルがはじけ、ブームがさると、投資家のアポイントが少なくなったり、面接に人が来なくなったり、従業員はどんどん辞めたりその中でも、社長や、幹部は必死に次のことを仕掛けようと奔走しているのがとても印象的です。立ち止まって考えるなんてしてないんですね。24時間365日会社の事だけ考えて、生きて手に入れた証が六本木ヒルズなのですね。でも決してこの本にも書いてあるとおり、お金の為でないような気がしました。
 
 この方の文章は、率直でとてもわかりやすいです。それから、祖父が経営者、父親が大企業の社員という家族の中でごく普通に育ってきて、お父さんが何故平凡な道を選んだのかそのあり方もちゃんと評価しているんですね。好感が持てるさわやか青年という感じでしょうか。

 次結婚するときは社長を引退したときにしたほうが良いと思う。彼の好きなタイプの女性は自己主張は強い女性のようですが、家にいて良い奥さんして欲しいみたいだから。絶対に円満は無理だと思います。

2006年6月7日水曜日

グズをなおせば人生はうまくいく 問題解決編

[tmkm-amazon]4479790705[/tmkm-amazon]

引きこもりの人が是非読んでみるべき一冊。
 第2章のネガティブグズの欄がとても良かった。忘れないためにここに記載させていただきます。


(本文より)
 不景気風が吹き荒れる中、金融機関に勤める純一さんは、まさかのリストラにあった。失業したのだ。
これまで自分なりに一生懸命会社の為に尽くしてきたつもりだったし、決して駄目社員だったわけでもない。現実を否定したい気持ちはやがて、「さんざん働かせた人間に対してクビとはむごすぎる仕打ちではないか会社の誠意はどこにあるんだ!」という怒りに変わった。
 その怒りが行き場を失うと今度は「今ならまだ取り返しがきくかもしれない。がんばってリストラ宣告を取り消して貰おう」という気持ちがクビをもたげてきた。失業のXデーまで3ヶ月。純一さんは心の中で葛藤を続けなかなか失業という現実を受け入れることが出来ないまま家族と退職について話し合うことを先送りにしてしまったのだ。
 その間、会社から転職先を紹介されたものの「これにのったら、会社から本当に放り出されてしまう」と二の足を踏んだ。
 
 家族にようやく「会社をクビになった」と打ち明けたのはクビ防止の奮闘むなしく退職日を迎えて一週間たってからのこと。「有給をとったんだよ」という嘘の効力が切れたときだった。
 妻は「どうして今まで黙っていたの?」と起こるし、ショックを隠そうともしない。それでも数日たつと気持ちが落ち着き「頑張って再就職先を決めよう」と応援してくれたが純一さんはすっかり気力をなくしてしまったのだ。年収1千万以上のエリートサラリーマンだった純一さんは、口を開けば「年収が下がるような転職はしたくない」「銀行マンとしてのキャリアを生かせなければ意味がない」「この年になって新しい仕事をしてもしょうがない」と否定的な見解ばかり。
 再就職活動らしきこともほとんどせず、たまにハローワークに足を運んでも「やっぱり自分の望む会社はない」とため息をついている。

 自身を取り戻すには?
 まさかのリストラ宣告・・・・誰もが気落ちして当然の一大事件である。
 勢い、人は自分に対する自信を失ってしまう。リストラされたことにより、自分の人格、人選を否定された気分になるからだ。純一さんのように、現実を受け切れがたく、何となく会社にしがみついていたいともがく人も多いだろう。
 こういう話を聞くと私は映画にもなったタイタニック号の悲劇を思い出す。というのも船が氷山に衝突したとき沈没すると警告されたにもかかわらず、人々の多くは船が大きく傾くまで救命ボートには移ろうとはしなかったと伝えられているからだ。大海原に漂う小さなボートより不沈と喧伝されたタイタニック号に残る方が安全だと錯覚してしまうのだ。
 純一さんの場合も倒産しそうな会社にしがみつこうとしているような物実際はクビになたわけだが、会社の「不倒神話」信ずるあまり一人で社会という大海原にこぎ出す勇気がもてなかったのである。そこには「失業=社会的な死」という思いこみがある。
 
 (略)

実際リストラと聞くと人は「無能だからだ」と思われがちだがそうでもない。「再就職が十分に可能だ」という要素も大きな判断材料である。リストラの目的は路頭に迷う社員を生むことではない。人件費を削減することが目的なのだから「有能な人材だが高級を支払う余裕はない」場合だってある。
これはたとえばプロ野球の球団経営と比較するとわかりやすい。言葉は悪いがあまり資金力に恵まれない球団では「チームに欠かせない優秀な選手だが、それだけにぎゃらが高くなりすぎた」ために、手放さざるを得ないことが往々にしてあるのではないか。同じ事である。


  こんな風に自分を納得させたら次はエリート意識を捨てることだ。
  純一さんの場合おレベルの高い年収や大企業で築いたキャリアにこだわるから行動力が鈍る。再就職先を探す前から「前と同等またはそれ以上の条件で働くのは不可能だ」という絶望感を暮らせてしまうことになる。
 プライドを守りたい気持ちはわかるが、個個は一度、気持ちを白紙にして将来プランを練った方が身の為だ。折角点から与えられた転職のチャンスなのだから昔を引きずっていてもいいことは何もない。もちろん年収や職種は職探しのキーになる条件だから自分の希望に目をつぶれとは言わない。タダ、自分にはその道しかないとこだわるのではなく、一つの選択わざととらえることが重要だ。多角的な視点から自分を見つめ直してみると意外と「他にも道がある」ことがみえてくる。

  (略)

 リストラショックから立ち直る方法

 ちなみにイギリス人は学校教師や銀行マンが転職先としてタクシーの運転手、スーパーの店員などを選ぶそうである。日本人のように見えや街ぶんんあどを気にしないこともあるが、働くことの意味や養う義務を考えれば職業は何であれこだわる必要はないのである。良い就職先がないといって社会や他人の製にして一日中家にこもってだらだらぐずぐずしているより、どんなhしごとデモ汗を流して働くことが一番である。
 

 私はこの文章を読んでとても励まされました。、少しでも給料は高い方が嬉しいし、見栄だって張りたいのは事実。でも食べていくっていうことはもっと泥臭いものなのかもしれません。

2006年6月4日日曜日

Canon 電子辞書 音声タイプ(中国語モデル) V90

CANON wordtank V90 (22コンテンツ, 第2外国語, 中国語, 発音機能)
キヤノン (2006-04-07)
売り上げランキング: 64890


が出たようです。Canonの製品はキーボードの部分が良くないけれども、この製品は小学館の中日辞典の2.0版や現代漢語辞典なども入っているようです。是非買いたい!(買いました) V80をオークションに出しました

2006年6月2日金曜日

明日の記憶

[tmkm-amazon]B000FPEMX6[/tmkm-amazon]

渡辺謙主演の話題の映画『明日の記憶』を夫と見に行きました。近くの、新しいワーナの映画館だったんですが、15時40分の回はがらがら、私たちを含めて大体10人程度でした。映画も1000円程度なら見やすいけど、足代、視聴料、行ってからの食費なんかいろいろ考えると家族で見に行くと結構かかっちゃう。
 
 この映画はお勧めです。こういう自覚症状って、誰にでもあるんではないの?という自覚症状からアルツハイマーの病気を自覚します。病気になって死んじゃうというただの絶望を描いただけの映画ではありませんでした。
 私が見ていて一番つらかったのは、木梨憲武扮する焼き物の先生に小銭をちょろまかされてしまうシーンです。まさしく偽善者、自分の為に病人を利用してしまうみたいな。それを主人公が自覚してしまうといシーンでした。病気になっても他の周りの人間は、リストラこそされるけれども、暖かく彼と接している(特に奥さんは)んですね。それだけ他の人々は誠実な人が回りにいたのでしょうが。アルツハイマーの病気の方を取り巻く様々な問題が、掲げられていたと思います。涙を超えて冷静にみることの出来る作品です。摩天楼のような東京の中でビジネス戦士として生きている、主人公が、私には超合金のように見え、またそこから、病気によっておりて行かなくてはならなくなったことが逆に幸せだったんではないかと思えてしまいました。もしこんな生き方している、ビジネスマンが居るとすれば、そこからおりて見ても別に不幸でも何でもないんではないような気がしました。
 
 渡辺謙さん、樋口可南子さんの演技力はとても素晴らしかったし、緑も沢山スクリーンの中で見ることが出来ました。

2006年6月1日木曜日

中国語検定3級 合格ガイドと直前模試

[tmkm-amazon]4876151229[/tmkm-amazon]
を購入することにする

まだ遅くない 楽しく身につく長沢式外国語上達法

[tmkm-amazon]4759306110[/tmkm-amazon]

子供を育て上げて、36歳から中国語の勉強を始め、難関の通訳ガイド試験に4年後に合格された勉強法を紹介している本です。留学は一切なし、中国人の先生は「テープがすり切れるまで聞いたこともなく、暗記したテキストが一冊もないうちは、進歩などという言葉をいうな」、「発音が良いというのはほめ言葉ではありませんそれはそれしかほめることのない人に対する精一杯のお世辞です。喜ぶのは辞めましょう」ととても手厳しい。
  多分長沢さんというかたはとても素直に先生のおっしゃることを迷わず実践されたのでしょうね。特にカードを作ること(慣用句のカード)テキスト100回朗読なぞなぞで語彙を増やすことや勉強する資金をつくることなど、ひたすら目標に向かって努力されたそう。若い人が始めるのと違い周りも語学なんかやって何になるんだという人もいたとか。読んでいると頭が下がりますし、多分語学って誰でも出来る可能性のある物なのかもしれません。